哲学専攻での社会人学生による研究

 哲学専攻では、社会人でありながら哲学を研究して論文にまとめたい、という希望をお持ちの方を主な対象とした入試制度として、春と秋に社会人入試を実施しています(大学院入試要項を参照)。日常的には外国語を使う機会が少なく、かつての語学力が鈍ってはいるけれども、哲学研究への強いモチベーションをお持ちの方は大歓迎です。6時限目(18:35〜20:15)開講科目も設定されており、勤務先によっては、仕事を引けてから授業に参加するという形態が可能です。また事情に応じて、昼間の授業を取ることもできます。もちろん研究に用いるのは日本語文献だけではないので、外国語文献を読む語学力については入学後の努力が求められますが、社会人学生は哲学への強いモチベーションが支えとなって、論文を完成させています。こうして哲学専攻ではこれまでに多くの社会人学生が修士論文の審査に通り、「修士(哲学)」の学位を修得しています。
哲学専攻・時間割の例(2022年度)
※授業内容はシラバスをご参照ください。