盛 会 の 御 礼


 二〇〇五年十月二日(日)に催しました文学部哲学科主催の下記シンポジウムは、みなさまのお蔭をもちまして、写真にも見るように盛会のなかで終えることができました。とくに参加者のみなさまからは、質疑応答の時間に相次ぐ熱心なご質問をいただくなど、シンポジウムがたいへん有意義な時間となりましたことを、哲学科より衷心から御礼申し上げます。




公開シンポジウムのご案内


 文学部哲学科では、来る二〇〇五年十月二日(日)に本年度の本学の国際戦略である「法政におけるドイツ年二〇〇五/〇六企画」の一環として、次のような公開シンポジウムを開催することになりました。
 本学文学部の創設に縁のある夏目漱石の処女作『吾輩は猫である』でも紹介された現代ドイツの哲学者・思想家のフリードリヒ・ニーチェを中心に据えて、今日あらためて問い直されている「生」、「生命」、「生活」のあり方について、哲学科専任教員が幅広い観点から徹底的に議論いたします。
 入場無料ですので、お誘い合わせの上奮ってご出席下さい。

法政におけるドイツ年二〇〇五/〇六企画 公開シンポジウム

「新たな生の哲学のために――ニーチェ徹底討議」

混迷の現代を生き抜くために、新たな生の哲学の構築とニーチェ像の転換に向けて


日 時 10月2日(日)午後1時30分ー午後5時 (開場 午後1時 入場無料)

場 所 法政大学 市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホール


パネラーおよび演題


山ロ誠一 (文学部哲学科教授)
     ドイツ思想史との関連からみたニーチェ哲学の真相
     ―― 一八○○年代精神史におけるニーチェの思想的位置 ――
 
笠原賢介 (文学部哲学科教授)
     フランクフルト学派と新たな二ーチェ像
     ―― アドルノ、モンティナリにとってのニーチェ ――
 
酒井 健 (文学部哲学科教授)
     現代フランス思想と二ーチェ思想の新展開
     ―― バタイユ、クロソウスキー、ドゥルーズを中心に ――
 
牧野英二 (文学部哲学科教授) 兼司会
     生と実存の哲学によるニーチェ解釈の転換
     ―― ディルタイ、ハイデガー、アーレントとニ一チェ哲学の光と影 ――

主催 法政大学文学部哲学科
共催 法政大学言語文化センター
後援 法政大学文学部同窓会